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営業代表者 井田 大嗣(いだ だいし)

営業代表者 井田 大嗣(いだ だいし)
入社年 2016年
担当 営業

プロフィール

1984年生まれ
1999年 フランス・トゥレーヌ甲南学園 高等部入学
2002年 甲南大学 経営学部 経営学科入学
2006年 日仏商事株式会社 神戸本社入社
(神戸食品部に配属。主に東海・関西エリアを中心に輸入製菓材料の営業職を担当。)
2012年 日仏商事株式会社 退社
(同年7月から2ヶ月間渡仏。その間、パリ市内のGRENIER A PAINにて販売研修を経験。)
2012年 株式会社 パティシエ エス コヤマ入社
(社長室兼管理本部に配属。総務、お客様対応、経理、人事、社長秘書業務を担当。)
2016年 同社を退社
2016年 有限会社 UNIR入社
現在に至る

お客様へ

はじめまして。営業を担当しています井田です。
今では縁があったと思っていますが、社会人になり、就職してからずっとこの洋菓子の業界で勤めて来ました。
学生時代にフランスに行かせて頂いていた経験を仕事にも活かしたいということから、フランス語にも触れることが出来る会社を探し、最初にお世話になった先が主にフランスからの製菓・製パン材料を輸入販売する日仏商事株式会社でした。
チョコレートやフルーツピューレ、イーストやマロンペーストといった製菓製パンには欠かせない材料をお菓子屋さんにご紹介する仕事です。
幼いころからケーキには触れる機会がそれなりにあったものの、ケーキを食べるのは得意ではなかった私ですが、お菓子屋さんに営業するには、そのお店のケーキを食べないと何を勧めて良いのかもわからないという状況から、自然にケーキに興味が湧き、好きになっていったと振り返ります。
既にその時点で今仕事をしている家業(UNIR)は存在していましたが、そこまで仕事の内容は詳しく知らない状態でした。同じ業界で仕事をしていくうちにUNIRでもお世話になっているお客様とも繋がることが自然と出てきました。
日仏商事株式会社でお世話になった6年間のうち、年々そういった機会は増えていったと思います。元々、今の仕事に就こうとは思っていませんでしたが、様々な人との出会いを通してUNIRの仕事内容と、お客様にとってどういった会社かということを少しずつ解ってきはじめ、自分も仕事をしてみたいと思うような気持ちが芽生えました。
UNIRの仕事をする前に、やはりもう1社、どこかで経験を重ねることが必要だと考えていました。そこで、ご縁を頂き入社したのが兵庫県三田市にある(株)パティシエ エス コヤマです。当時から全国でも有名な繁盛店だった為に、仕事もハードと話を聞いていましたが、UNIRを長きに渡って応援して下さっているお二人(パティスリー リッチフィールドの福原シェフ、パティスリー キタガワの北川シェフ)が強く背中を押してくださいました。
そのお陰もあり、僕の仕事人生において最も大きな影響を与えて下さった方、パティシエ エス コヤマ(以下、es koyama)の小山 進シェフと出会うことが出来ました。
UNIRの現社長(実母)も街のケーキ店出身ですが、現場を経験してから独立し、今に至っています。その現社長の当時のことも知る小山シェフは、恐らくですが弊社の社長が経験した仕事にプラスアルファ、出来なかったことも経験させてあげることが必要と思って頂いたのかもしれません。
どんな仕事をするかもわからないまま迎えたes koyamaでの仕事は、社長(小山シェフ)の話を一語一句正しく聞き、理解し、それをスタッフに伝えることにはじまり、一般的な業務である総務、人事、経理、そして社長のスケジュールの管理や対外的な窓口を担当する秘書業務まで、お菓子づくり以外のあらゆること(お菓子屋の中で、お菓子を取り巻く周辺のこと)を経験させて頂きました。どれもが自分が苦手としていたことであり、ほとんど経験したことのないことばかりでした。
仕事でも、仕事以外でも、自分の本筋がブレていたり、その状況に応じて今どうするべきか?どうあるべきか?を正しく判断することが出来なければ、正しい答えを出して進んでいくことは出来ません。正にそれを肌で感じ、沢山の失敗を繰り返しながら学ばせて頂いた時間だと思います。

営業という仕事は、基本的にはモノを売り、会社の売上を立てる仕事だと思います。しかし決して御用聞きや頼まれ仕事をするだけの人間になりたいとは思いません。相手の話をしっかり聞き、正しく理解し、相手(お客様や、関係する人)にとっての自分の役割を見つけ、必要とされる人間になり、そして喜ばせることが出来るような仕事をしたい、というのが私の仕事に対しての一番大切にしている考え方であり、やり甲斐です。これは僕の考え方という言うよりは、会社全体として持っていたい一つの考え方であり、想いです。

本来、スタッフ紹介のページでここまでのことを書く必要はないのだとは思いますが、これも相手に「自分のことを伝える」練習だと思っています。
UNIRのHPをご覧頂いた方にどんな人が働いているかを知って頂けるか、その為のHPだと思っていますので。今まで自身が経験を重ねて来た材料のこと、現場を経験したこと、パッケージのこと、そして現社長が積み重ねてきてくれたUNIRの歴史と経験、全てを全力でお客様に伝えていけるようこれからも挑戦し続けていきたいと思います。